予期せぬ事態が起こったとき、
技術者の腕が試される

Y.Y

素形材エンジニアリング事業部エンジニアリング部設計課設計 / 2020年入社

職場の雰囲気に惹かれて、入社を決意

この業界への就職を考えたのは、大学に入ってからのことです。工学部で機械工学を専攻していたので機械設計の知識を活かしつつ、安定して働き続けられる企業を探していました。いくつか候補があるなかで、とりわけ目を引いたのがクリモトです。主力製品がインフラを支える産業設備であるため堅実なイメージがあり、事業規模的にものびのびと働けそうでした。なによりも自分の地元である関西に本社を置いている。おまけに人材育成制度や福利厚生も充実していて、申し分なし。入社することに迷いはありませんでした。

砕石場の主役・破砕機の設計を担当

現在は、大阪市内にある住吉工場に勤務しています。職場は比較的静かな雰囲気で、みな粛々と業務に集中しています。かといって、不愛想というわけではなく、話しかければ作業の手を止めて応じてくれます。私は入社以来、この設計課で破砕機と搬送機の設計を担当してきました。エンドユーザーは、砕石場や製鉄所、ごみ処理プラントなど。お客様ごとに仕様の異なるオーダーメイドの設計業務であるため大変やりがいがあります。

破砕機にクリモトの長い歴史が息づいている

社員ごとに設計を担当する製品が決まっており、私は数ある機種のなかからハンマークラッシャーとインパクトクラッシャーとエプロンフィーダを受け持っています。10トンを超える大型の機械も珍しくなく、自分の設計が実際にかたちになったときは、毎回感動させられます。また、納品した破砕機の修繕や改造にあたっての設計も重要な業務のひとつ。担当した破砕機のなかには20年、30年選手がざらにいて、クリモトが築いてきた歴史の長さを実感します。

部門間の連携が、トラブル解決の糸口に

以前、顧客の現場で破砕刃(原料を破砕する部品)が取り付かず破砕機を稼働させることができないというトラブルがありました。メンテナンス不良が原因で発生したトラブルでしたが、生産ラインを止めるわけにもいきません。営業のヒアリング内容から設計で対応処置を考え、翌日には工事担当が現場対応し、事なきを得ました。即座にトラブルを解決できたのは、部門間の連携があってのこと。円滑な業務を実現するためには、日頃から他部門とのコミュニケーションを密に行うことが重要です。

DAILY SCHEDULE 1日のスケジュール

  • 8:30

    出社

    その日のスケジュールやメールを確認。技術的な問い合わせについて回答をします。

  • 9:00

    図面作成

    外注設計の方に作図を依頼し、図面の内容に関する打ち合わせや検図をおこないます。

  • 10:30

    見積作成

    担当案件にかかる費用を積算し、見積原価表や仕様書を作成。営業に提出します。

  • 12:00

    昼食

    いつも工場内の食堂で昼食をとっています。

  • 13:00

    打ち合わせ

    製造現場に移動し、担当者と図面を見ながら製作に関する打ち合わせをします。

  • 15:00

    WEB会議

    営業と一緒にお客さまとの打ち合わせに参加します。ご要望に対して技術的な提案・説明を行います。

  • 16:30

    振り返り

    上司や先輩社員に設計や製造、お客さまとの打合せの内容を報告しアドバイスを頂きます。

  • 17:15

    退社

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